避妊手術(♀)の相談を受ける中で
情報が間違っていたり、犬と猫のことが混同されていると
思うことがあるので、ここでも説明します


は、早い場合、生後4カ月で発情を迎えます。
通常は生後6カ月頃~。
発情期は日本は春~秋。ほぼ年中ですね

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   👆香箱座りの私の家のチョビ
    何を考えているのでしょう?


猫は交尾排卵動物という動物なので、
妊娠しなければ2週間~1カ月サイクルで
発情を繰り返すことが多いです。


なので(多くの動物病院では)発情中でも避妊手術を受けれます。
発情を繰り返すので発情がおさまるタイミングで手術は
なかなか難しいです


この点を誤解されて悩んでいる飼い主さんが多いようです。
「発情で鳴いて可哀想だけど、発情中は手術受けれない」と。
どこからか間違った情報を得てしまったんですね・・・

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  👆視線を感じたので振り向くと・・・チョビ

は発情期(ヒート)が、それぞれの成長でおとずれます。
大体生後6カ月~12カ月で最初のヒートがきます。
最近はトイプードルのような小型犬では12カ月を過ぎてもまだ、
ということもあります。


個体差はありますが、ヒートのサイクルは7カ月くらい。
だいたい年に2回です。


避妊手術は生後6カ月~が多いです。
このタイミングで初めてのヒートの場合があります。
その場合、延期します。


なぜかというと、
犬は排卵後の黄体期に乳腺や子宮が腫れたりするので
ヒート中~黄体期(大体1~2ヵ月間)は避妊手術を避けます。

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  👆私の家のレビン
   真剣な視線の先には・・・ハミガキガム


ワンちゃん・ネコちゃん、どちらの飼い主さんも
迷ったらまずは動物病院で相談してください


どのタイミングですればいいか、アドバイスしますので