「犬猫は人の4倍のスピードで歳をとる」と言われます。
年単位で考えると実感がわきにくいですが、
1日単位で考えると分かりやすいかもしれません。


2日で1週間すぎたと思うと早いですね!
成長も老化も早いです。


昨日まで元気だったのに、
今日グッタリ・・・ということも。

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最近、私の家で飼ってる犬のレビンが
かなり「おじいちゃん」になってきました


数年前から腎臓がだんだん弱ってはきていましたが
見た目や行動は変わらなかったです。


今年になって
今まで出来ていたことができなくなったり
我慢できなくなったりしてきました。


見た目では
濃い茶色だった毛が薄い茶色になってきました。
いわゆる白髪です。
ヒゲも白く短くなってきました。


行動では
食べ物へ執着がひどくなって、ゴミをあさらなかったのに
ゴミ箱をひっくり返そうとします・・・


ほとんど吠えなかったのに
散歩に行く時、ドアの鍵を閉めるのを待てずに
大きな声で吠えます
すっごく大きな声なのでビックリしてしまいます


階段を昇る時に踏み外すことが多くなりました。


「マテ」のできる時間も短くなっています。


毎日、年取っていくレビンを見てると
少し悲しくなりますが、
できるだけ元気に楽しくすごしてほしいです。


そのためにもできる工夫をしてあげてます。


老化のスピードをゆっくりにするために
脳に刺激を与えたり、運動したり。


脳の刺激になるように
フードやご褒美をあげるときに
知育玩具などを使って探させたり、
片手に隠して「どっちだ?」とゲームをしたり。

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  ハミガキガムは左右交互に咬ませています!

散歩にでるのもいい刺激になります。
歩くことで筋肉も維持できます。


私たちより病気も進行が早いので
2-3日様子を見るが手遅れになるかもしれません。
様子がいつもと違う場合には早め早めに
動物病院にかかるようにしてほしいです。


ただし老化による症状は治ることはなく
進行をゆっくりにしたり
小康状態を保つことになります。


「病気を治そう!」と治療で無理させたり
負担をかけたりしないようにしましょう。


そのためにもかかりつけ獣医師と2人3脚で
シニアケアに取り組むことが大事です